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26.連帯債務の相続性

例えば、数人の者が連帯して銀行から借入れをしたようないわゆる連帯債務において、連帯債務者の一人が死亡した場合、被相続人の連帯債務はどのように相続されるのでしょうか。

 この点、判例は、共同相続人が法定相続分によって被相続人の債務を分割承継し、各自がその承継した範囲内において、本来の債務者とともに連帯債務者となるとしています。